ギャンブル依存症の家族|ギャンブル依存症HELP

ギャンブル依存症の家族について

ギャンブル依存症の夫や息子、娘、兄弟、親などを持つ家族はどういうことに注意すればいいのか。家族の対応や、すべきことをしっかり知っておきましょう。

 

本人に自覚が出るまでは厳しさも大切

本人が自分の病気に気づくか、このままでは家族ともども駄目になってしまうことを、しっかり意識させることが大切です。そのためには優しさも大切ですが、やはり厳しい状態をしっかり意識させることも大切です。みんながどれだけ苦しい思いを我慢しているか。みんな家族の一員として愛していることなどをきちんと伝えることが大切です。

 

このようなことは当人と家族が話しても、きちんと話を聞かなかったり感情的になってしまうこともあります。できれば仲介に信頼できる親類などを立てて、しっかり話をすることが大切ではないでしょうか。そこで本当に自分がギャンブルをやめることが大切だということを自覚させるようにしましょう。これは自分がその気にならなければ、ただ薬で治る病気ではありません。必ず本人の意識がなければどうにもならないことなのです。

 

そしてそのときに、きちんとした治療をして二度とギャンブルをしないという約束が必要です。そしてこのままであれば家族が崩壊する前に、離婚などで関係を解消しなければならないという通告をすることも必要です。これはとても残念なことですが夫がギャンブル依存症であっても改善の意識がないなら、子どもたちを守るために離婚をする必要も出てきます

 

ギリギリの状態であることを、しっかり話し合っていく必要があるのです。どうしてもギャンブルをやめられない、治療をする気はない、話をまったく聞こうとしないという場合は、調停に持っていってでも離婚の覚悟をすることも必要になります。

 

治療をすることになったら

もし家族のギャンブル依存症の治療がスタートしたら、家族は温かく見守ることが大切です。とはいっても相手は病気なので、目は光らせておきしっかりチェックすること。すべて信じずに治療の道から外れないようにしてあげることも大切です。

 

そして本人と一緒にお金の処理もしなければなりません。借金があることがほとんどなので、その借金が大変なことだということを実感してもらうために、本人が中心になって処理をするようにしましょう。しかしアルコール依存症の場合、いろいろなところから借り放題という状態になっていることも多いので、まず家族も一緒になってプロの手を借りて整理をすることが大切です。そしてみんなで借金を返すように頑張りましょう。

 

しかしプロの手に任せると、いろいろな手段で借金の減額ができたり、不法なところの利息の過払いなども見つけて処理してもらえます。これらは本人一人ではとても無理なので、必ず本人も一緒に家族の人も応援してプロへの相談をおすすめします。

 

優しさは厳しさでもある

最後はやはり家族の優しさと愛情が立ち直らせることになります。でも病気なので驚くような嘘をつくこともあります。本人ではなく病気の影響だと思って許してあげましょう。しかし騙されないように注意をすることはとても大切です。完全に治るまでは、もしや病気による嘘かも知れないということも考えて、厳しさもきちんと見せるようにしましょう。

 

ギャンブル依存症の治療を受けている人は、心が子どものように弱っています。子どもを相手にしているつもりで愛情をしっかり伝え、厳しさもしっかり見せることが大切です。家族から愛されているということだけが、病気と闘っている人の救いだということも家族はしっかり意識しておきましょう。ただしお金の出し入れや管理、小遣いなどは家族が管理して、本人には持たせないようにしなければなりません