ギャンブルは楽しいが幸せではない|ギャンブル依存症体験談

 
  • 愛知県
  • 36歳
  • 男性
  • パチンコ、パチスロ依存症

 

ギャンブルは楽しいが幸せではない

 

私はかつてギャンブル依存症でした。ギャンブルを覚えたのは、大学時代、麻雀・パチンコ・パチスロ・競馬と身近にあるギャンブルは一通り経験しました。大学時代はパチンコ・パチスロ・競馬では負けていたのは間違いないのですが、アルバイトを毎日のようにしていましたし、麻雀では勝っていたので、お金に困るほどギャンブルで負けているということはありませんでした。その後、大学を卒業し社会人となるわけですが、そこで私はギャンブルにハマることになります。

 

私は地方出身で、大学も地元の大学に通っていましたし、会社も地元の会社に就職しましたが、入社後すぐ東京での勤務を命じられました。東京での生活は、会社が準備したボロボロの狭いアパートに住むことになり、家にいるのが億劫になるような状況でした。そのうえ、周りに友達もいない環境に引っ越したわけですから、休日も友達と遊ぶこともなく、また他の趣味も特になかったこともあり、せっかくの休日も一日中パチンコ屋に入り浸る有り様でした。また、当時の自分は、普段の仕事にあまりやる気がなく、なんとなく仕事をこなし、生活する日々を送っていた記憶があります。仕事に対して、そんなモチベーションでいましたので、酷い時には、会社のお昼休みのわすがな時間でもパチンコ屋に行ったりもしていました。仕事が終わった夜はというと、当然のようにパチンコ屋へ行くのが日課でした。今思い返せば、この頃はパチンコ屋に行くことだけが、唯一の楽しみだった気がします。

 

そして、給料のほとんどはパチンコ・パチスロに費やしていました。そんな生活を一年近くは続けた頃でしょうか、仕事もやる気がなかった自分はとうとう会社をやめて、地元に帰ることになりました。その後は、ろくに仕事もせず、一日中パチンコ屋に入り浸る、さらにとんでもない生活に突入します。この頃になると、攻略雑誌などを読むようにはなりましたが、それ以前は台の知識もないままにお金をつぎ込んでいたのですから、今考えても恐ろしいものです。

 

攻略雑誌を読むようになってからは、自分なりに考えて台を選ぶようになりましたので、多少勝つことが増えてきたように思いますが、それでも勝ったり、負けたりの日々を繰り返していました。勝った日は本当に嬉しかったものです。そんな日々を過ごしている内に、私はある人と知り合う事になります。その人は、パチンコ・パチスロで生活する人でした。彼は勝てる根拠のない台しか打たず、その徹底ぶりは、自分から見ると、本当に凄いものでした。
私は彼から勝ち方を教わり、時期的にパチンコ・パチスロが勝ちやすい時期であったのも手伝って、勝てるようになったのです。勝ち始めた当初が、パチンコ・パチスロを打っていて一番楽しい時期でした。そして、勝ち方を覚えた私は、しばらくお金にも困らない生活を送ることになりますが、その後、私はパチンコ・パチスロを辞めることになります。理由は簡単で、全く面白くなくなったからです。

 

パチンコ・パチスロで勝つには多少、技術的な部分もあると思いますが、台を選ぶことが一番重要です。台を選びさえしてしまったら、後は惰性で打つのみで、肉体労働をしているようなものです。私は、この作業に嫌気がさし、辞めることにしました。ですから、私の経験も含め、もし、私の近くにギャンブル依存症の人がいて克服するアドバイスをするのであれば、あなたは本当に勝つ努力をしているのかと問い正したいです。所詮ギャンブルだからと言って、適当に台を選んだりせず、どうせやるなら、徹底的に勝ちにこだわってほしいです。今の社会は情報が溢れていますので、勝ち方を学ぶのはそんなに難しくないはずです。実際、勝っている人は存在しますし、勝っている人の真似をすればいいのですから。勝ったり、負けたりの繰り返しがあるから、当たった時、勝った時の喜びが大きいし、それを求めてギャンブルしてしまうと思います。それがもし、勝つのが当たり前になったとしたら、そこにはもう何の感情もなくなっているはずです。

 

今、私はギャンブルをすることなく、平穏な日常を過ごしています。ギャンブルをやっていた頃を思い出し、あの頃は楽しかったなぁと思うこともありますが、幸せではなかったと思います。今は、はたから見ると、何の刺激もない普通の日常を過ごしている一人に見えるかもしれませんが、幸せだなぁと感じています。

 
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