ギャンブルと精神障害|ギャンブル依存症によるトラブル

ギャンブルがどのような精神障害に落ちていくのか、もう少し詳しく考えてみましょう。ギャンブル依存症という症状があり、これは精神医学的には病気と見なされています。例えばパチンコでも利用代金を払い、1日中ゲームとして遊ぶだけなら精神障害にはつながりません。
しかし現実にお金をどんどん使って、それによって大当たりすれば数倍、数十倍になって現金が戻って来る。当たらなければ、すべてつぎ込んだ金額は戻らないというシステムになっているからこそ精神障害が起ります。つまりお金が関係することと精神状態に支障が起ることはとても深い関係があるのです。

 

やはりお金は有限のものであり、生きていくためには大切なものです。そしてその大切なお金をすべてギャンブルによって使ってしまうという罪悪感。それでもやっぱりやりたいという欲求が強いので、ギャンブルをするときの高揚感。この二つが交互にきたら人間の心は壊れるのも当然です。

 

そしてギャンブル依存症になると、まともに仕事ができなくなったり、借金をしたり、生活費を使ってしまたり、貯金を崩してしまったりと家族を苦しめることにもなります。愛する人たちを苦しめていることはギャンブル依存症の人は重々承知しています。でもギャンブルによって、いずれもっと幸せにできると思ってギャンブルを続けるのです。しかしその一方で家族の苦しみを目にしたり、家族とのトラブルも起ります。それでもやっぱり今日も借金をしてでもギャンブルに行く自分。そんな状態で鬱にならない方が異常かも知れません。

 

そのためにギャンブル依存症の人が、鬱病を発症する実例はとても多いと言われています。例えばギャンブル依存症が絡まない鬱病の場合は、パチンコ屋や競艇に行くこと自体できません。でもギャンブル依存症はギャンブルをするためなら、どこまでも行くことができるというところが一般の鬱病とは違うのです。

 

また増える借金のことを考えると鬱になります。しかし正常な状態なら借金をしても、それを返すことを考えます。しかしギャンブル依存症の人はギャンブルで借金を返すしか方法がないと考え、そのためのギャンブルをするためにはまた借金をすることが必要になるのです。

 

このようにアリ地獄のようにどんどん深みにはまり、自分ではどうにもならなくなってしまうのです。そこで鬱病もますますひどくなっていき、それによって犯罪に手を染めたり、自殺をしてしまったりといろいろなことが起ってしまうのです。

 

しかし今、借金問題は法律関係の専門家がきちんと対応してくれる事務所があります。無理な借金に対していろいろな解決方法があり、過払い金などはどんどん処理して借金を整理したりすることもできるのです。それでもどうしても難しい借金に関しては、いろいろな補助や法律を使って整理することもできます。

 

ギャンブル依存症は借金管理をきちんとすることと、心療内科の治療の両面からスタートすることが大切です。どちらが後になってもうまくいきません。そして精神的な障害伴うことが多いギャンブル依存症は、自分の強い意志でなんとかするのではなく、病気の一つとして病院で治療することが重要なのです。

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